瀬戸八十八夜



 東方責任転嫁
Nuclear Blazer
みら☆ふる
Snow to melt
幽花
nostalgia
Queen Alice
すのう とぅ めると

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『Nuclear Blazer』

歌 :ari、葉茶、ちくりん、雨宮恒子、鈴湯
アレンジ:ちくりん
作詞:ari

Oh oh oh oh oh oh
Oh oh oh oh oh……
「Burn up!」

戦場【フィールド】の空に 舞い降りた黒き翼
雄々しき原子力【エナジー】 目醒める
立ち上る陽炎 熱いその腕で撃【ブ】ち抜け

昂ぶる体を満たすパワーは
選ばれし神の力
灼熱の炎【ひ】に魂【こころ】の熱を
重ねて叫ぶんだ!

(MELTDOWN !!)

BREAKER 夜を砕く曉【アカツキ】となれ
OVER 限界さえ
融かせよ NUCLEAR BLAZER

Oh oh oh oh oh oh
Oh oh oh oh oh……
「Rise up!」

燃え滾【たぎ】る渦を 身に纏う猛【たけ】き姿
輝く核融合【フュージョン】 始まる
護るべき愛へ 紅いその胸で導け

高まる鼓動に宿す運命【さだめ】は
刻まれし神の誓い
情熱の炎【ひ】と最後の熱を
合わせて吠えるんだ!

(MELTDOWN !!)

BREAKER 闇を拓く魁【サキガケ】となれ
OVER 轟くサイレン
その名は NUCLEAR BLAZER

いま叩き付けろBREAKER
さあ燃やし尽くせBLAZER

discover the foreigner【異物発見】
mixed with the reactor【核融合炉の異物混入は】
stop reacting and right away exclude it
【一旦反応を停止し即座に異物を排除せよ】
「MELTDOWN !!」

BREAKER 夜を砕く曉【アカツキ】となれ
OVER 限界さえ
融かせよ NUCLEAR BLAZER

BREAKER 闇を拓く魁【サキガケ】となれ
OVER 轟くサイレン
その名は NUCLEAR BLAZER


Oh oh oh oh oh oh
Oh oh oh oh oh……

コメント:ちくりん

あの国民的アニソンバンドのニュアンスを目指しました。
ヴォーカル5人でトラック数が多すぎて、PCスペックとの勝負でしたよ。
もう一度やれと言われても、正直このPCでは2度とやりたくない……
1曲目としては今回のCDを象徴するようで良かったのではないかなーと思います。
ただ1つ、最初のソロヴォーカルを自分にした事だけはちょっと後悔。
ここでやらねば使いどころが無いにしろ、もう少し上手ければ……歌上手くなりたい。

もしライブとかやるなら絶対にやりたい曲。
つーか、ライブやりたい。マジで。どうやったら出来るか解らないけど。



コメント:ari

太陽信仰で熱い系の曲ならロボアニメ風にするしかないよね!ってモチベで作詞開始。
なんということでしょうお空の意匠がロボ的表現にハマるハマる。
ちょうのりのりで書けました。こういうのまた書きたい。



『みらくる☆ふるーつ SA・NA・E!! 』

歌 :雨宮恒子
アレンジ:ちくりん
作詞:ちくりん

みらくる☆ふるーつ SA・NA・E!!

(ミラクル☆フルーツ 早苗!)
(ミラクル☆フルーツ 早苗!)

(ミラクル☆フルーツ 早苗!)
(ミラクル☆フルーツ 早苗!)

「ご存知無いのですか?彼女こそ2Pカラーからチャンスを掴み、 現人神の座を駆け上がっている、超時空脇巫女☆豆腐屋早苗ちゃんです!」

(ミラクル☆フルーツ 早苗!)
(ミラクル☆フルーツ 早苗!)

開け 広がれ モリヤの祈り
「信じる」人の幸せのため
ミシャクジ様なら ご利益 2割増し

人に仇なす 魑魅魍魎よ
泣いて わめいて そして消え去れ
妖怪相手に 容赦はしないわ

(ケロッ☆)

泣いてる アナタには 私がついているよ
届けてあげるから この手の奇跡 風に乗せ
信仰があるのなら きっと大丈夫だから
神の力の前に 逆らう者は無し


ふもとの巫女は 私の下僕
札束ビンタ 効果は抜群
分社のおかげで お賽銭 2割増し

難しいこと わからなくても
神奈子様には 間違いは無い!
絶対安全 ブレない導き!

(シャーッ☆)

耳澄ませば聞こえる 私を奉る声が
布教用動画には 星型弾幕 信者O☆TU!
くだらない事なんて 全て忘れてしまおう
夢がありさえすれば 楽しくなれるから

「私は神!いわゆるゴッド!神の力こそがジャスティス!」

「神を信じない者は腹を切って死ぬべきである!」

「きた!奇跡きた!これで勝つる!」 

「ここでは常識に囚われてはいけないんですよ。
そんな事言うのなら、まずはアナタのそのふざけた幻想をブチ殺す!」

キャラ人気 トップは  来年頂き!

信じてくれるなら 私は頑張れるから
みんなの笑顔のため どんな敵でも許さない
起きないから奇跡? そんなわけないでしょ
アナタが想うのなら 何度だって起こす!

泣いてる アナタには 私がついているよ
届けてあげるから
この手の奇跡 風に乗せ
歯向かう 畜生は 覚悟をしとくことね
幻想ブチ破る 神の強さこの手に!!


信じるアナタなら
(ミラクル☆フルーツ サナエ!)

笑ってくれるなら
(S・A・NA・E サナエ!)

人にあらざるなら
(ミラクル☆フルーツ サナエ!)

常識をブチ破る 神の強さこの手に!!

コメント:ちくりん

東方ニコ童祭が初出。元動画にコメントくれてる人、本当にありがとうございます。

http://www.nicovideo.jp/watch/nm8338063
ちなみに、動画版よりも音圧は上がっております。

「明日ハレの日〜」のアレンジなんだけど、もっと言うとそれをアレンジした例大祭での「絆」のアレンジ。
だと思ってたら、年末に「跳んで跳んでケロちゃん」という例大祭の黒歴史インストを聞いてたら、今回と同じ所にクラップ入ってて爆笑してしまった。2曲のアレンジを元にして、さらにアレンジした曲だったようです。
そんなわけでこの原曲、よくよく考えたら2009年に4回アレンジしてます。

ある意味、今年1年の自分のレベルの推移が解る曲になった気がする。 バイト中に曲構成と歌詞を延々考えていたのも良い思い出です。

『Snow to melt』

歌 :ari、葉茶、ちくりん、タダオ、Kumayu
アレンジ:ちくりん
作詞:立川未有

窓を叩く風は強くて
湯気上る紅茶を啜る
不意に夜の寒さ浮かぶから
So I miss, please give me right away,
fragile kiss.

ココロ融かすような笑顔に出会うまで
雪は降るたびに頬に刺さって

小さな冷めた掌 押し当て 楽しそうに
はしゃいだ君に本当は気づいてた
それはきっと帰りすがら温めた悪戯だと
だけどただ愛しくて抱きしめた


街に並ぶ青いバラより
聖夜 捧げるなら六花
拗ねた横顔 目に浮かぶけど
Dear my heart, No , you need not behave,
but be peart.

白く輝いて零れた溜め息は
雪が降るたびに胸を焦がすんだ

垂れ込む重い雲の狭間から 射し込む陽に
柔らかな髪 溶かされてしまいそうで
指先で思わず鋤いた とろけて重なる熱
ガラスの花は今散るのだろう


(君に捧ぐ永遠の愛情を)
(雪に唄う最高の恋愛を)

もしも君が永遠の存在だとしても
今は唄う最高の恋愛を)

Ah, snow to melt


赤い鼻を小さなくちづけで
温めてくれた君の強さに
気づいてしまった僕に今さら何が出来る?
たとえ役立ずでもいい
守らせて

小さな冷めた掌 押し当て 楽しそうに
はしゃいだ君に本当は気づいてた
それはきっと帰りすがら温めた悪戯だと
だけどただ愛しくて抱きしめた


コメント:ちくりん

初のバラード。2009年に僕がアレンジした物の中で一番出来良いんじゃないかな?
ラブソング+バラードって実は聴くのは苦手なジャンルなんですけど、作ってると凄く楽しかったです。作詞の立川未有さんには本当に頑張って頂きましたw

実はこの曲、ボーカル全部ariバージョンと、「SNOW TO MELT」っていう全部タダオさんmixの未公開の亜種が存在します。
要望や機会があれば、どっかで公開しようかなと。


『幽花』

歌 :雨宮公子
アレンジ:高野大夢
作詞:夏目理論

夜明け前の鼓動
静かに反響
水のない川に飛び込むように
朽ちてゆく色 ただ見据え

薄霧に包まれ
ままならぬ視界 倒れ
春の芽吹き 夏をめぐり
秋風吹く 冬に眠る

幽花の花は咲いて 散るのを待つ
緑の髪に栄える 黄色い飾りたち
くらり酔いしれる 宵闇繋ぐ
白夜の夢心地 揺らめく命の声


夕方 寒気立ち
眠りから覚める
赤く染められる 雲が流れ
夢のまた夢を越えて行く

眼差し熱く
けれど種のように弱い
春に生まれ 夏を夢見
秋の実り 冬の孤独

幽花の花は散って 見返りを待つ
緑の髪から消える 黄色い飾りたち
くらり麻痺する幻想(せかい)
宵闇繋ぐ
白夜の夢心地 蘇り一滴

幽花の花は咲いて 散るのを待つ
緑の髪に栄える 黄色い飾りたち
くらり酔いしれる 宵闇繋ぐ
白夜の夢心地 揺らめく命の声

コメント:ちくりん

高野大夢さんに作ってもらった曲。あまりのクオリティに土下座したくなりました……
歌詞もカッコ良い。夏目さん、これを数日で書ける辺り才能あるなぁと思いました。

そして、ヴォーカルの雨宮さんが、これまた上手い。
結構難しい曲だと思ったけど、収録もすぐ終わったし。脱帽です。


『nostalgia〜東方萃夢想より東方萃夢想アレンジ〜 』

歌 :葉茶
アレンジ:葉茶
作詞:葉茶

眩む日差し森の中
揺れる陰にもたれ
風が運ぶ残り香に
立ち止まりそうになる

仰ぐ空は永久の
静寂を湛え
鳥たちの描く先に
恋い焦がれ今日も往く

夢を萃(あつ)めて
二人歩いてた
変わらぬ場所を信じて
今は一人歩き続く
君と来た遥か旅路


流る川、光の瀬に
高く舞う紅葉
歌う木々はその内に
時を閉じ込めてゆく

暮れる地は赤く染まり
幽玄の調べ
寄る辺なくいざよう月は
君の忘れ形見

また日は落ちて紡ぐ灯火
小さく目を閉じ寄り添う
想い眠る夢の中へ
いつしか堕ちてゆく


声を震わせ闇に手を伸ばす
つかんでは消える面影
胸の痛み消えぬままに
次の朝は明けくる

また日が昇る

いつかたどり着く
場所に思い馳せ
歩みを進めるひたすら
胸に残る痛みさえも
踏みしめ僕は往く

夢を萃(あつ)めて
二人歩いてた
手を取り、笑いながら
今は一人 歩き続く
君と来た遥か旅路

コメント:葉茶

毎度やらせていただいてる練習曲です。
これだけゲストの方に参加していただいてると若干気が引けたり(^^;

曲は大好きな東方萃夢想アレンジです。
萃香をイメージして人と鬼のお話をモチーフにしました。

ところでこの曲凄い失敗をしておりまして、
サビのストリングス群が丸々抜け落ちております。
なぜミックスの時に気がつかなかったのだろう…

拙い曲ですが機会があればそのうち再録等を考えたいと思います。


『Queen Alice』

歌 :ari
アレンジ:葉茶
作詞:ari

宵闇の帳が降りれば
少女の揺らいだ意識【こころ】は
夢へと堕ちていく

―wonderland of never-end
  deeper than the nightmare
    in that lunatic world―
(寝台から今 拡がる思念【image】)
(その躰を捨て 幕上がる人形劇【stage】)

瞼から差し込む 眩い光に
両目を開けば 天井は消え去り

迷い込む 見知らぬ森へと
目に付くものから手当たり次第に
遊びましょう

―wonderland of never-end
  deeper than the nightmare
    in that lunatic world―
(斯くてさあ始まる 叫喚の狂宴【carnival】)
(我儘に混濁 配役は統率者【conduct】)

断罪を、弾劾を、残骸を
ほら繰る繰る 回れ私の兵隊【レギオン】
踏みつけて 作り物【ブリキ】の靴
倒錯を、享楽を、掌握を
この終わることのない 鏡の国
目醒めるまで


繋がれた配下【しもべ】をこの手で導く
弦【いと】が紡ぐ旋律の 流れるまま

常識を脱ぎ捨て 愉悦に叫べ
全霊で乱れて 歓喜を歌いましょう

荒廃を、蒙昧を、崩壊を
ほら狂る狂る【くるくる】 踊れ私の兵隊【レギオン】
爪を立て 紛い物【ビスク】の指
凌辱を、虹色を、装飾を
この変わることのない 鏡の国
目醒めるまで


夜は明け
夢は罅【ヒビ】割れて傾いでゆく
硝子のように 砂糖菓子のように
そう 脆くて

静寂を、定着を、冷却を
ねえくるくる 動いて私の兵隊【レギオン】
動いてよ 動いてよ ねえ
終幕を、執着を、空白を
このまま溶け出す 鏡の国
目醒めるから

天幕【カーテン】に朝日が透ければ
少女の衝動【ねがい】は
夢を夢と知る
―Alice in wonderland

コメント:葉茶

ariとの共作第2段!
前回いい感じだったので今回も詞先でお願いしました。

最初やりたい放題やってたところ、間奏部分でドラムソロが始まり、途中観客のクラップが入ったあたりでお叱りをくらい、方向修正しましたw

結果的には納得のいくものになったと思います。
語りが入るバージョンもあるのでどこかに収録したいですね。



コメント:ari

アリス「昔自作の詞をしたためていたノートを発掘した」
アリス「………うつだ」
みたいなイメージ。
『グリモワールオブアリス』と書いて「アリスのくろれきしノート」と読む、とかですか?


『すのぅ とぅ めると』

歌 :立川未有
アレンジ:ちくりん
作詞:立川未有

街に落ちる銀のキラキラ
ずっと飽きずに眺めてた
不意にあなたの声聞こえたら
そうねもう帰り道 歩こう

Ah...大好きな
あなたに届けよう
すべて凍るような外の寒さを

つめたくひえたてのひら あなたに押し当てたの
どうして あたし どきどきしてるんだろう
それはきっと悪戯がえし 新たな作戦だと
気づいた だから ごほうびをちょうだい?


まるで竹の花もバラバラ
もっと凍らせてみたいの
あれもこれもみんな 口付けで
愛も恋も そう 氷漬け

Ah...雪が降る
真っ白 じゅうたんが
すべて包み込む朝のためいき

とろけてくすぐる歌を今すぐ聞かせて ねぇ
どうして? あたし 溶かされてしまいそう
指先で優しく頭を撫でて 重なる熱
ガラスの花はくるくると落ちた


(このまま止めたい 完璧ね ふりーじんぐ)
(わがままでいたい 愛してね ぷりーじんぐ)

(むずかしいや
全然そんなのわかんない
また痛い あたい 胸がジンジン)

Ah...すのう とぅ めると


どんな色が好き?
凍える青いハナ
そうよ世界ごと塗り替えたいの

あなたのゆれるくちびる なぜだか赤み増すの
どうして...? 綺麗だわ

つめたくひえたてのひら あなたに押し当てたの
どうして あたし どきどきしてるんだろう
それはきっと悪戯がえし 新たな作戦だと
気づいた だから ごほうびをちょうだい

コメント:ちくりん

実は締め切り3週間前まで作る予定すら無かった曲。
「Snow to melt」の歌詞が上がって、作詞の立川さんに仮歌を送ってもらったところ、あまりに声が可愛く、葉茶に「これは改めて曲にすべきだ」と言われて作る事になりました。
「Snow to melt」へチルノからの返歌的な歌詞をお願いしました。

これは本当に作って正解だった。夏までを考えると本当にウチで作ったのか?と今でも思うほどこれまでと方向性の違う曲。サークルの新境地を開拓したような気が……
何というか洗脳ソングに近いですw
編集しながら頭がクラクラしました。


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